不安をレスに。
先日、北海道にて巨大地震が発生しました。亡くなられた方々へのご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。 今回は「淘汰された100の物たち」にかわり、防災について筆をすすめさせていただきます。 日本初のブラ…
淘汰100(略)の9~11個目はキッチンツール。我が家のキッチンには栓抜き・缶切り・ワインオープナーがありません。 そもそもあんまり使わない 震災で困りまくる 万能ツールとの出会い 淘汰されたキッチンツール 知識はあてにならない そもそもあんまり使…
地震でも「家に居るなら大丈夫」と思えるのは、とても安心なことだと思うのです。 親のチリ地震津波 私の東日本大震災 伝えられることが少ない 家の中に危ない場所がない、という防災を伝えたい 家で被災しないために 親のチリ地震津波 私と両親のふるさとは…
非常食「救難食糧ER」を試食したら…被災者として実感、やはり本物は違いました。船長の父が言っていたことは本当でした! 救難食糧とは 救難食糧のつかいかた@私の父の場合 父はキャプテン 3日間は食べてはいけない 3日過ぎれば致命的 現実はセオリー通…
数年前、死ぬかもって思いました。 そこでメメント・モリと、終活と片付けで私が人生をコンティニューできた話を。 メメント・モリについて なぜ、死を想うようになったのか 震災後、気持ちの糸が切れてしまった アラサー女、終活を始める 死を想う、からの…
最近は、学校でもメディアリテラシー教育をするようになりました。 「SNSに気を付けよう」等ですね。子ども達が時々パンフを持ってきます。ありがたいことです。でもちょっと、気になるコトが。 スポンサーリンク // 「リアルの世界を大事にしよう」 これで…
先日の3月11日。震災を経験し被災地で7年間暮らすなか、実践してきた防災についてまとめました。 その中で述べたサバイバル3の法則。今回は、こちらの意味と補足。 3 hours without SHELTER.3 days without WATER.3 weeks without FOOD.3 months withou…
東日本大震災から7年。 私見ながら、我が家の防災。考え方の一助となれば。 子の単独避難について 備蓄について 減災について 備蓄に関しては、私の責任。絶対に繰り返さない。 地域に応じた対策を。県や市の情報が対策の基礎となります。 東日本大震災から7…
お題「最近気になったニュース」 数人の伝言ゲームすら正しく伝わらないのに、被災を語り継いだり忘れない、というのはとても難しいことです。 そこを苦慮しながらも伝えていくのが被災者の責任、なのでしょう。 でも、私はそう強く思えないのです。正直、違…
子どもの小学校では、震災後に防災ずきんが導入されました。 時々カバーを洗濯するのですがある時、本体を汚してきまして。 で、洗濯乾燥機にブチ込みました。分厚いから、自然乾燥だと生乾きになりそうでキモチ悪かったので。 そしたら表面が溶けちゃった。…
子どもの避難は軽装で@うちの場合 まず死なない―生きるために捨てる覚悟 子の単独避難。持ち物リスト 大切なのは、分析と妥協となにより継続。 子どもの避難は軽装で@うちの場合 うちの場合、子の単独避難については速やかに避難所に移動するよう対策して…
子の避難に関しては最優先事項が避難所へ速やかに逃げること、 そのため、避難の荷物は最小限にしています。詳しくはこちら↓ kajiless.hatenablog.com その中身がこちら。 安全・保温・清潔が優先事項な感じです。 非常食の食べ方や避難所での過ごし方を連絡…
震災後の数年、子と離れるのが不安だった。 学校にいれば安心だけど、登下校や放課後の時間はとてもしんどかった。午後には動悸がして、夕暮れが本当に嫌だった。 「子どもの自主性」「自分の身は自分で守ろう」「てんでんこ」社会も学校もそう言けれど。 華…
震災後は防災地域が高まり、避難所の備蓄も増えました。でも、避難所などの公共施設ほど辛い物や硬い物を備蓄するのが多いように思えたので。 7年前の東日本大震災、私たちも近くの学校に避難しました。そこには、乳幼児や入れ歯を忘れたお年寄り、ケガ人や…
東日本大震災を経験して7年、備蓄の試行錯誤を続けてきました。 そして現在、我が家の備蓄はオートミール一択です。 それに至る経緯と理由を書いてきたのですが、ここで一旦まとめてみました。 我が家の備蓄がオートミール一択の9つの理由 備蓄の質より、…
M7を体験して感じた、地震対策の限界 小公女セーラの執事が、減災の手腕を発揮していた。 効果的に減災するなら、ミニマリストは現実的 M7を体験して感じた、地震対策の限界 対策するなとは申しておりません、と前置きして。 国が対策を施したはずの道路…
そもそも、なぜ飽食ニッポンで備蓄備蓄と言われているんだろう。 私見ですが、 「生米」 だと思うんです。 いつも手元にある生米は、備蓄品として優秀なハズなのに、被災時に限って使いにくい。 停電すると炊飯ジャーが使えない。 カセットコンロで炊くとめ…
あれだけの経験をしていても、何年も備蓄するのは難しいものです。 めんどい。しんどい。続かない。 私の習性というか貧乏性というか、なぜか食べ物をカラにしてから買い出ししたいのです。 なので絶対に使わないよう、何十年も持つタイプの備蓄を…と思った…
震災時、頂き物やあるもので食べる。すると、家族でメニューが多少異なってきます。 おにぎりの具が鮭と昆布とか。ジュースがミカンとリンゴとか。 普段どおりに半分こして普段どおりに食べたつもりです。 普段だったら、なんでもないこと。 でも、今になる…
何時間もかけて逃げて家について何時間も日々並んで水をもらって何時間も歩きまわって情報を集め何時間も配給を待って近所に配る。 1日かけて内陸への道を探して1日かけて食糧を確保して1日かけて親元へ行く。 震災直後は記憶があやふやです。本当に時間…
洗い物を減らすためにビニル袋で米を炊くテクがあります。袋に生米と水を入れ、茹でるのです。でも、私は怖くてできませんでした。 ビニール袋が鍋肌に付かない為には米を炊く以上の大量の水が必要です。 その水が無いのです。 本末転倒なのです。 実は震災…
発災7日後、自宅ではじめて配給をいただきました。 袋に入ったごはん2,3合でした。冷たくて石のように固まっていました。 翌日に食べようとしたらカビていました。 その後、地域で組織的な配給がはじまったのは発災3週間目あたりだったと記憶しています。 幸…
オートミールの良いところは、乳幼児や高齢者も食べられること。 水を増やすだけで、かんたんにお粥になります。 入れ歯を無くした高齢者も、離乳直後の赤ちゃんも、食べられる。 ケガや病気、衰弱しててもまぁまぁ食べさせられるかなと。 もちろん、アレル…
オートミールを備蓄しています。 1番の理由は体調体質を問わず食べられるから。 2つ目の理由は日本古来の備蓄品を活かせるから。 味噌、醤油、塩。鰹節や出汁、砂糖に油。見逃しがちな調味料。 これって確実に常備品です。使わず既製品に頼るのは勿体ない。 …
非難されるかもしれませんが、ホンネの話。 震災を経験してたどり着いた、唯一の備蓄品、オートミール。 kajiless.hatenablog.com その1つ目にして最大の理由。 わりと病状を問わず食べれるから。 まず、 腎臓が1/4無い夫。塩分過多の缶詰やレトルト類は不安…
震災当日、我が家にあった食糧は ししゃもパン数枚生米 冷蔵庫はすっからかんでした。 だからローリングストックの重要性は痛感していますが。 めんどい。続かない。食費が上がる。 何年も継続するのは正直難しい。 で、試行錯誤の結果オートミールにたどり…