KAJILESS

家事をレスに。

小公女セーラの執事がおしえてくれる減災方法。M7に対応するなら、モノを減らすのが格安で現実的。

 

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M7を体験して感じた、地震対策の限界

対策するなとは申しておりません、
と前置きして。

国が対策を施したはずの
道路すら破壊する大地震を相手に、
個人の財力やDIYでの対策では
限界があります。


突っ張りタイプの防災グッズで
地震対策をしていたけれど、
大震災では役に立つどころか
倒れた上に天井に穴まで開いた、
という話をよく聞きました。 

日本家屋の天井や壁は空洞です。
梁や柱などの芯材があればですが、
押せばヘコむような天井板では
大地震の際、支えにはなりません。
取扱説明書にも記載されています。

 

なにより震災は理屈が通りません。
M7はすべてを壊します。

 

小公女セーラの執事が、減災の手腕を発揮していた。

「小公女セーラ」アニメの第1話。

セーラの部屋をチェックする執事。
ベッドの頭上に飾られた絵を見て、
落ちたら危険だと撤去しました。

子どものころに1回見ただけなのに、
妙にクッキリと覚えています。
印象深かったんでしょうね。
お嬢様っていいなぁーって。

 

今思えば、
これが私の減災の基本になりました。
危険なモノを除く、ただこれだけ。

お金持ちじゃなくても、
重要人物じゃなくても、できる。

大事な人のために、気付く。
そして取り除く。
この小さな気付きと行動が
大切なんじゃないかな、と思います。 

 

効果的に減災するなら、ミニマリストは現実的

新婚当時、リビングの3面が棚でした。
こたつの背後には、170cmの食器棚。

数年かけて、これらの棚を移動し、
ローボードにリメイクしたりして
断捨離してからの大震災でした。

震災で家は歪み、襖はがたつき
壁には亀裂が入っています。
でも、家具は倒れませんでした。

もし、
断捨離せずに震災を迎えていたら。
子ども達めがけて3つの棚が倒れ、
下敷きになっていたかもしれません。

 

モノを減らすという作業は
大きな罪悪感を感じるし、
人とのいさかいも起きるしで
非常にしんどいものです。

しかし、
減災という面から考えると
費用対効果も非常に高く、
現実的で効果的な方法だと
しみじみ実感しています。