家事のバグは物の多さから生じる
並列処理は負荷のかかる、機械の得意な仕事です。でも、家事そのものがすでに並列処理でして、もうパンクしています。
並列処理とは
コンピュータにおいて複数のプロセッサで1つのタスクを動作させること。並列コンピューティングや並列処理とも呼ばれる。問題を解く過程はより小さなタスクに分割できることが多い、という事実を利用して処理効率の向上を図る手法である。また、このために設計されたコンピュータを並列コンピュータという。ディープ・ブルーなどが有名。 Wikipedia
だそうで。
だけど近未来に見える並列処理でも、演算するたびに環境が違うわけで「都度結果が違う、不定期にエラーが出る、フリーズする」などの予測不可能なバグが出やすい、と言われています。
もうね、家事に追われる私たちのことですね、そうですね。
家事も人生も並列処理の連続
今、私はブログを書きながら洗濯して、風呂のカビ取りをし、服を乾かしながら夕飯のおかずを作りつつ明日の朝食のメニューと親戚への訪問の段取りを考えつつ、休日の予定と後日のお出かけのコーディネートを考ながら、ハラヘッターあのどら焼き食べようか、とか思っています。
こうやって書き出すと、結構さまざまなことをやってる。きっと皆、なんでもなく並行処理しながら生きているんですかね。
(; ゚Д゚)ビックリ
でもこれらはまだ些事で、仕事や介護、育児があればタスク300%になります。お金や命がかかっているもの、本当に大変なことですよね。
スパコンもスーパーマンも遅くなる
いま、どら焼きをたべました。
(*´Д`)ウマ―
どんなに高性能なスパコンでも、どんなに並列計算させようとも、莫大な演算ぶっこめば止まります。熱暴走してフリーズしてしまいます。
負荷は減らしたいものです。並列処理も根本は
問題を解く過程はより小さなタスクに分割できることが多い、という事実を利用して処理効率の向上を図る
なるほど。タスクを分割するのが大事なのですね。
執事が有能なのは、管理さえすればいいから。メイド達が自動的に動いてくれます。メイドが有能なのは、仕事さえをすれば良いから。仕事は自動的に与えられます。
執事がメイドの仕事をこなせば、あっという間に無能になるかもしれません。でも、一般家庭の私たちは全部やらなければいけませんので。
じゃあどうすればよいのでしょうか。
どら焼きは食べれば良いのです。
私たちはスパコンだから遅くなる
スパコンは電気代もメンテナンスもかかります。一日の電気代がウン百万円とか。その上寿命も短命です。もうなんていうか、演算のためじゃなくてスパコンを作るのが目的なんじゃない?
私たち一般家庭は汎用のパソコンです。膨大な演算などできませんから、タスクを分割し、こなす。それしかありません。
どら焼きは食べる。洗濯をする。カビは取る。
考えずこだわらず、タスクを粛々とこなすしかありません。
でも、それが進まない。
なぜって、どら焼き食べようかなどうしようかな、アイスにしようかな、洗濯はどの洗剤に、どの柔軟剤にしようかな、カビとり面倒だな、どうしようかな…
私たちは自然体でたくさんの並列ができるから。
体は一つなのに、思考も感情も無限の並列処理ができるからです。
物というバグを減らそう
体は一般普及のパソコンなのに、思考や感情はスパコンレベルの私たち。なので、フリーズしてしまいます。
それではまずい。
パソコンに合わせて、プログラミングを簡素化するしかありません。
どら焼きは食べちゃう。洗濯洗剤は1つだけ、柔軟剤はいらない、カビ取りは…後回しすると余計大変だから今やろう。
物を減らし、今やる。それだけで、プログラミングは簡素化します。
物の多さは家事のバグ。
ただただ物を減らすだけで、家事の効率は上がるのです。
…とここまでで、約1500文字。
簡素化しろと言いながら、ずいぶんと主張を膨らませましたが、一言で申し上げますと。
淘汰しよう。
以上です。
さらに、減災の側面から見た物を減らすメリットについては、昨日の記事をどうぞ。