寝具を7枚圧縮したら、爆発して天井が抜けました。
過度なダイエットは
リバウンドを起こします。
綿もまた然り。
数年前の春のこと。
古すぎて多すぎる掛布団や毛布を
圧縮袋で薄くして、子ども部屋の
クローゼット上段へ仕舞いました。
私ミニマリストだゎァ、とか思って。
半年経ち、秋に見てみると
袋が開き、布団がふくらんで
天井が浮いている。
( ゚Д゚)
あわてて布団を取り出したら
もとに直りましたが。
(直ったのか…?)
本っ当にびっくりしました。
こちらの記事にも書きましたが
我が家の布団はヘタすると20年物。
子どもたちのおかげで
敷布団は処分したものの
掛布団類はそのままでした。
でも改めて見てみれば
すっかり変色していて
毛玉もシミもすごいのに
大昔の洗えないタイプだし。
2枚重ねの毛布に至っては
糸がほつれて、もはや寝袋?
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実は私、
糸ほつれに気付かなかった
わけではありません。
なんと
何度も縫い直していたのです。
何枚も毛布を買っていながら。
ですがこの度、布団が爆発して
やっとこ私は気付きました。
これはもう卒業しようと。
(ウチでは処分を卒業と言います)
こうして、
数年をかけて我が家の布団は
世代交代をすることができました。
布団が爆発し、天井が抜ける。
こういう非常事態に至るまで
処分という考えに至らない。
あんなに自分のモノを減らして
片付け慣れしていたハズなのに。
モノを手放すというのは
かくも難しいものなのだなぁと
今振り返って、しみじみ思います。