ヘアアクセサリーも1つだけ!収納も管理もいらない
美容アイテムは1つだけ
先日、手ぬぐいを美容に使ったら、他の美容アイテムが淘汰された話を書きました。
万能、格安、耐久性抜群、そしてメンテナンスフリー。
もう10年使っています。まさしくミニマリストの鏡たる生活様式(といっても面倒から生じた結果ですが)。
不便も感じず肌の調子はいいし、これがもう習慣になっていたから、断捨離とかミニマリズムと意識したことがなかったのです。
ところが、はたと「これってこれは一般的ではないよね?」と気付きました。そう考えると、ヘアアクセも礼服も、私はかなり少ないことに気付きました。
ヘアアクセも一つだけ
たくさんあったところで、結局ロクな管理などできないのです。わたしのヘアアクセサリーはこれ1つ。
夜会巻きコーム。
これはちょっと良いものなのですが、大抵は100均のものを使っています。これが折れたら、まだダイソーさんのを使うかもしれません。
以前はもっと華やかなビーズやスワロフスキーがついたものを愛用し、今だ憧れているのですが、この年になると重くてつらい。
プラスチックはあまり好きではないのですが、コームに関しては軽くてしなりのあるこのプラ製が使いやすく、ここ数年お世話になってます。
なぜ夜会巻きコームに至ったか
夜会巻きコームが登場したのは、私が30代前半のこと。それまで髪型で迷走していた私は飛びつきました。
最初は練習が必要でしたが、慣れてしまえばこれほどラクなものはありませんでした。
手早くキチンと感がすごく出る。
後れ毛を始末する程度で済む。
整髪料も必要ない。
出先でもすぐに直せる。
安い。
ポニーテールもハーフアップもできる。
式典でも使える。
和服でも使える。
収納もいらない。
管理もいらない。
洗える。
これ1つで色々な髪型ができますが、私は仕事や式典では夜会巻き、ジーンズやスポーツウェアのときはポニーテールにしています。管理もいらない、収納もいらない、壊れてもすぐ買いなおせる。
また、旅行でバスや飛行機に乗るときも便利。離陸したら髪を解いて、頭を椅子につけてのんびりできます。着陸したらパパっと夜会巻きにまとめ直せるのでとても楽。
私にとっては万能すぎて、こちらも手ぬぐい同様、他のヘアアクセが淘汰されていきました。
憧れのCAさんのように
雑誌やテレビでは、そりゃ女優さんが美容アイテムの看板になるけれど、ねぇ?女優さんの様になれるわけないしと思うのです。
「フランス人は10着しか服を持たない」著者のジェニファー・スコットさんも「女性アナウンサーを目標にすると良い」と仰っていました。なるほど、万人受けする清潔感とか、一般人が参考にできることが多いと思います。
私が美容や振る舞いの参考にしたのはCAさんです。
息子といった航空教室にいらしたCAさん。二人のお子さんを育てつつ、海外に飛び回っているのに、なぜあんなに美しいんだろうと憧れました。
あんなに過酷な労働環境で、キビキビと美しくあるプロ意識に感銘を受けまして。
ああなりたいなぁ…と三十路も過ぎてから憧れを抱いたんですね。
それからですね。
CAさんらしく、というビジョンを持つと、今まで迷走していたヘアスタイルに区切りが付きました。
自分に合う髪型をやっと見つけた
試してみたけど、最近の抜け感とかこなれ感がイマイチできない。
でもあれって、メイクさんや写真家の計算に計算を重ねた作品でしょう?マネなんてムリムリ。
日常では抜け感が老け感に、ラフはルーズに、後れ毛はやつれ毛に、こなれはおつかれに…
これが私の現実だもの。
清潔感あるロングヘアができるのは若い頃だけ。
年を重ねるにつれ、大事なのは流行や若見せやヘアスタイルより、色と艶だと感じます。授業参観や保護者会でも、ロングヘアで行く自信はなくて、夜会巻き一筋。
最近は艶を出したまとめ髪の方が上品だな、と思うようになりました。
…私も年をとりましたねぇ。