淘汰された100の物たち38【ヘアケア用品】物も増やさず手間もお金もかけずに、2つのケアで艶やかに。
めまいがするほどヘアケア製品があふれている昨今。
でも、手間もお金もかけずに艶髪になりたい。健やかなシルバーヘアになりたい。めんどい系ミニマリストの私が辿り着いた、2つのヘアケアをご紹介します。
なにが体に良いのやら
湯シャンや脱洗顔も認知され、洗いすぎも肌に悪いと言われる現在。石鹸が安全とはいうけれど、キシむし痛むしパサつくし…
結局、何が良いのかわかんない。
それを良いことに朝夕の洗顔もクレンジングも止め、洗髪もシンプルに。頭皮が不調なときは湯シャンしたりとそれなり。
今使っているシャンプーはこちらです。天然100%でアトピーでも大丈夫とか。これで家中の洗剤の一本化をすすめているご家庭も多いそう。
(公式サイトではサンプルが頂けます)
ウチでは主にお風呂で使っています。
娘の髪が曲者で、何年もジプシーしてコレに辿り着きました。うねりや広がりが減ったので、今のところは良い感じ?(経過観察中)
私はマジックソープを使っていたけれど、今は娘と共用です。肌も髪も調子はいいし、排水管までキレイにしてくれるのが嬉しい。
逆に男性陣は物足りないらしく、別のシャンプーを使っています。
同じ商品でも家族ですら相性があるし、何が良いかも結局判んない。各自の体質に合わせれば良いと思います。
製品もだけどやり方が重要では
こう選択肢が多いと迷いも増えますね。実家にはヘアケア用品がたくさんあります。
私が物心ついたころから、母は髪を毎朝セットしていました(昭和のお母さんって自分で巻いてたよね)。
ハードスプレーも落ちにくいので痛みがひどく、色々な洗髪料を試しています。母の巻き髪は素敵でいまだ憧れますが、メンテが嫌いな私には無理ですね…
ちなみに父も健在ですが、父いわく「若い頃『弱いヤツはいらん!』とガーっと洗ったらみんな去った」そう。
( ゚Д゚)…
私は父似だったのか(納得)
…というわけで、やり方も重要ではと思う、メンドイストの私がシンプルな2つのケアを紹介します。買い増しも要らず、手間もかからず、最小限の持ち物で最大限の効果が出せるヘアケア。
それは「チェンジリンス」と「ブラッシング」です。
魔法のチェンジリンス
大昔に教わったチェンジリンス。これだけは忠実に守っています。何も買い足さず、手持ちのもので髪が変わるのですから。
ポイントは「乳化」です。
リンスやコンディショナーを水で流すとトロリとするアレです。乳化させるとコンディショナーは浸透が良くなり、リンスはムラなく被膜するそう。
「乳化しないと意味が無い!」と美容師さんは力説されてました。
やり方はとても簡単。
- 髪にリンス等をつける
- 洗面器に湯をはる
- 髪を入れて乳化させる
- なじませて、すすぐ
これでかなり変わります。昭和のリンスと同じに思えるけど、現在のは髪に直接塗布するよう作られているそうですよ。なのでお湯に溶かすのはおすすめしないそうです。
丁寧なブラッシング
私見ですが健やかな髪のコツは「絡ませない」。これに尽きます。
保水量だキューティクルだ言っても、絡めば元も子もありません。絡みを解くときこそ髪は痛みます。だから絡ませない製品が多々あるワケで。
実は私、前はおざなりでした、アップにすりゃ判んないし。
でもあるとき絡まって、ほぐすときに髪は切れ、縮んでアホ毛が大量発生…
( ゚Д゚)イタタタタ
それ以来、日々梳かすようになりました(痛い目みないと学べない)。
寝起きや就寝前、昼休み。思い立ったらいつでもコームで梳かします。続けるうちに艶も出てきました。洗髪前も丁寧にブラッシング。洗髪中の摩擦が減りますね。
また、邪道ですが私の場合、洗髪中も梳かします。すすぎも洗髪もアフターリンスも。
濡れた髪を梳かすと痛むといわれます。なので万人向けではありません(シャンプーブラシはどうなのさ?とも思うけど)。
当たり前のことですが、とにかく手ぐしよりも優しく丁寧に、毛先から。絶対に引っ張らない、力まない。泡や水流、リンスの力を借りて、ただブラシを落とす感じ。
写真の様に、地肌を洗うために髪を全て頭部に乗っけることはしません。
これって一番髪が摩擦し絡み、解くときに痛むと思う…
なのでなるべく長いままに洗い、絞り、拭き、乾かすようにしています。
絶対に髪は掻き混ぜない。
今現在、セルフカットでおざなりながら、枝毛はないし絡まないし、いい感じです。白髪はどうしようもないけれど。
まぁ万人向けではないと思っています。私の場合ってことで。
でも、絡ませないって本当に大事だと思うんだ…
髪のケアも掃除と似てる
酷くなる前に対処し、手持ちの物を有効に使う。なんだか掃除と似ています。
良い製品ならば、新製品ならば…と物に期待する前に、ただ丁寧に梳かす、拭く。それだけで部屋も髪も、すこしづつ変わります。
「丁寧なブラッシング」と「魔法のチェンジリンス」は当たり前のヘアケアです。でも当たり前をきちんとこなすと、何でも大きい効果が出るものです。
それに何より物も増えず、お金も手間もかかりません。ぜひ、お試しください。