兼用・代用で物は減る!淘汰された100の物たち—3・4個目
兼用・代用で物は減る!淘汰された100の物たちの3記事は、アイロン関係。
我が家はズボランドリー
我が家はズボランドリーです。震災後の埃を避けて外干しを止め、おしゃれ着やシャツ以外は洗濯乾燥機で済ませています。
ダウンを洗濯乾燥機で洗い、洗剤は1本に絞り、柔軟剤は香りが苦手で基本不使用(最近は汗が気になり検討中)。
そして化繊を愛用。綿や麻と違い、化繊ならば乾燥してもシワにならない。子どもが小さい頃は頑張って、天然素材や洗剤にこだわりましたが、今や制服も体操着も化繊だし。ホント今まで何だったんだろ。
さらにお風呂を最後に使った人に洗濯機のスタートボタンを押してもらっています。もう起きているのが辛いので…最近は子どもがスイッチ係で、感謝(でも早く寝て欲しい)。
でも、唯一削減できない家事が。
アイロン掛けが大仕事
そう、アイロンです。 こればかりは未だ削減できません、むしろ増えた。
進学した娘の学校指定ブラウスは綿100%でアイロン必須。
息子にはノーアイロンシャツを買ったハズなのに、普通のものと変わらない。学生服を着る冬はともかく、夏はしわが気になります。
そして夫の形状記憶シャツ。
ボタンをかけてネットに入れて洗っても、ドリップドライをしてもしわが取れない。それにしんどい。結局じれて、アイロンをかけるから形状記憶が取れてしまい、長く長~く使うから今やフツーのYシャツに。
いい加減買い替えるべきで、ちゃんとしたブランドを買うべきなのです。忙しい単身の男性にもウケた商品なのだから、機能的で丈夫なものがあるはずなのです。
だけど自分の選定眼が信じられず、どうも一歩が踏み出せない。そうして毎週末シャツの山を抱えておりました。
それにアイロンをかけても、なんか汚いんだよね…
アイロンの管理が面倒くさい
むしろアイロンをかけると汚いぞ。
あるときハタと気付きました。ずっとシャツが汚い気がして、再度洗濯したり漂白したり、洗濯槽を洗ったりと試行錯誤していたのです。
ですが、やっと原因がわかりました。
まず、買い替えたアイロン台。とくに安物でもない品なのに、折れ足の付け根からオイルが天板に染み出し、シャツを汚していたのでした。台は掃除のしようもないし、カバーを買うならばいっそのこと買い替えたい。
さらにはスチームアイロンの穴にまで汚れが詰まっている様子。スチームは使ったことすら無いのに…それが逆にマズかった?
試しにスチームを出してみたら、なんと穴から色水が!台のオイルが原因か?
スチームを出し続け、穴を掃除しても汚水はとまらず、むしろ鉄板に焼きついて焦げ付く悪循環。鉄板を磨いてはスチームを出し、焦げ付いてを繰り返し…
でも(新品だし…)(メンテが悪いのか…)と結局何年も使い続け、アイロン掛けが大嫌いになったのでした。
昭和のアイロンとの再会
あるとき被服室での授業参観で、ふと目に付いたアイロン。昔懐かし昭和の時代、私が生徒の頃も使っていたタイプでした。スチームの出ないドライアイロンです。
( ゚Д゚)オォ…これは天啓!
そう、私には小中学生レベルがお似合いなのですよ。
そもそもスチームは私にとって鬼門だった…美顔器しかり、加湿器しかり、余計な管理などしたくない。どうせスチームは使わないし、学校で導入している備品だし、何年使っても、どう使っても丈夫そう…
ちゃっかり型番を控えて、楽天市場で購入しました。
パナソニック アイロン(ドライアイロン) NI‐A66‐K (ブラック)
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また、アイロン台は買わずにタオルで代用していました。そもそも正座でアイロンを掛け、立ってはハンガーに吊るすを20回繰り返すと膝が痛くて。高さの調節ができる台はお高いし、そもそも台を出すのが面倒で。
でもあるとき、アルミのアイロンシートを見つけて衝動買いしたら。
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アイロン掛け再起動
それからは、書斎(という名の納戸)で音楽を聴きながら、イスに座ってアイロン掛けが出来るようになりました。シャツも汚れず、メンテもいらず、足も痺れず、高温で一瞬でシワが伸びる快感。アイロンがけが楽しい時間になりました。
台を用意せず、机やタオルを兼用すれば済んだ。乾かさず脱水後の状態でアイロンを掛ければ、霧吹きもスチームも不要だった。道具の淘汰と見直しで、苦手も得意に、嫌いも好きになるのだと知りました。
結局、道具に踊らされていただけの私。
まぁいずれはノーアイロンシャツを購入するのでしょうけど、習慣で高温のアイロン当てそうで…ちょっと躊躇している昨今です。
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