ミニマリズムとは機能美の果てを探求する生き方か
以前、天皇陛下とサウジアラビアのムハンマド副皇太子殿下がご会見された際のご様子が話題となりました。
楚々とした障子、椅子の奥の卓には花瓶ひとつ。
それでいて、贅を排しつくした空間からは、贅の限りを尽くしても得られぬ美しさを感じます。
ミニマリズムの概念は様々です。
でも最近は、機能美の果てを探し求めるのが、ミニマリストなのではないかと思い始めました。
虚飾を廃し、無に美を覚え、新しきにも旧きにも美を覚え、楚々たる意匠に美を覚え、清廉のなかに、整列のさまに、機能の果てに、美を感じるこの頃です。