ローリングストックがめんどい － オートミール一択の理由その5 ライフラインの最後の砦、水道が壊滅したら－と考える

洗い物を減らすために
ビニル袋で米を炊くテクがあります。
袋に生米と水を入れ、茹でるのです。
でも、私は怖くてできませんでした。

ビニール袋が鍋肌に付かない為には
米を炊く以上の大量の水が必要です。

その水が無いのです。

本末転倒なのです。

実は震災の前年、
エコキュートにリフォームしました。
その水が備蓄水になる…ハズでしたが。
地震と寒気で管が破裂。
かなりのお湯が流れました。

残った水を使いながら、
井戸に汲みに行ったり給水に並んだり。

我が家の蛇口から水が出たのは
発災３週間後だったと記憶しています。

大切な水ですが、
被災時の体力や衛生状況のなか、
生水を飲むのはリスクがあります。

しかし、
水を沸かすというのは、
おそろしく多大なコストがかかります。
とくにライフラインが壊滅状態では。

必要最低限のお湯で食べられるのが
私の理想です。
そこでオートミールを選びました。
ひたひたのお湯に浸せば出来上がり。 

さらに、
配給の飲料も活かせます。
お茶に浸せば茶粥に。
牛乳に浸せばポリッジに。
ヨーグルトやジュースに混ぜても良し。
これらの飲料なら、生水のように
加熱する必要もないから安心です。

多少の水分があれば、種類を問わず
なんとかなる、多分。

最悪、そのままでも食べれる。
生米や乾麺をかじるよりは現実的。

ローコスト、ローリスクな備蓄だと
思っています。